今日から営業しております

こんにちは。本日より通常通り営業しております。今年も変わらず宜しくお願い致します。

昨日は暖かかったですが今日はひんやりと寒いですね。今日は早速ご予約のお客様の修理や年末のお預かりしました車の修理を始めております。
仕事始めとしては当社らしい仕事内容です。

午前中は年末修理したオデッセイの残りの作業です。RA6オデッセイですがキーレスが効かないなどいろいろな修理がありましてその残りの作業になります。
キーレスが効かないのはレシーバーユニットが原因であった為交換で作動はするようにはなったのですが但し、動くようになったので明らかになった事が1点有り実は運転席側のドアロックアクチュエーターも壊れていたんです。

今まではキーで開けていたため判らなかったんですがキーレスが作動し改めて判明しました。なので再度部品を発注して年明け修理対応となりました。

これでようやくキーレスが本当の意味で使用出来るようになりお客様も喜んでおられました。不便がようやく快適になって良かったと思います。ありがとうございました。

さて次のお客様も年末にロードサービスを利用されまして当社に搬入されて来ました。モビリオスパイクです。こちらは大分前からCVTの調子が悪かったようですがここへ来てエンストしたりするようになった事でホンダディーラーの駆け込んだようですがディーラーでの回答はCVT不良、載せ替えか代替えを勧められたという事です。

連絡を頂いた際は治るのかどうかという2社選択を聞かれておりましたが実際に車両や症状を確認するまではきちんとした回答は出来ませんよね。CVT本体の症状だけなら治す自信はありますがどうも内容を詳しく聞きますとどうも症状は2つあるように感じてならない為お客様には申し訳ないがやはり1度車を診させてもらわないとはっきりとした回答は出来ません。治せるかもしれないし治すレベルではない可能性も有るのでお客様にはよく検討してほしい旨を伝えておりました。

私の経験値で間違いなければ2つの原因があると踏んでおりますが絶対ではないのでいくら自信があってもそこは口に出せないのがつらいとこでは有りますがお客様もよく検討していただきやはり1度見てもらおうと決心して頂きました。そして年末ロードサービスで搬入されて来まして早速試運転をしましたがやはり酷かったです。ドライブに入れたとたんエンストはするし、何とか走り出して赤信号で止まるとそのままエンスト。正直テスト走行も冷や冷やしながらのテスト走行でした。

しかしこれで確信は持てました。このスパイクは治せると!しかし原因は2種類で間違いなかったのですがCVTの本題に入る前にこのエンストや回転数が低すぎるのを何とかしない事にはCVTの修理に移行できない為今度は修理の費用面の問題が持ち上がった為また検討して頂きましたがお客様の意向は代替えの方向にという結論に至りましたので私から治るのに治さないのはいかがなものかと言えるわけでもない為お客様の意向を尊重することになり車を引き揚げに来られました。

そして次からはメンテナンスは大事なのでこのようなことにならぬよう気を付けてくださいと話をしておりましたらやはりとりあえずエンストをしなくなればなんとかなるならまずはその修理だけでもやってもらおうと、そこで治ればそのままCVTの修理もしてもらおうという結論に至り年越し修理となりました。

そして本日年末ギリギリに注文しておりました部品が入荷しておりましたので先ほど部品交換をしましたところビンゴ!エンストも無くエンジン回転数も安定しておりこれでCVT本体の修理に移行できる状態になりました。良かったです。原因の1つがこれで潰せましたのでCVTに集中できます。因みに原因はIGコイルやプラグでは無いですからね。

そしてCVTの出る症状はと言いますと発進時のジャダーではありません。走行中にギヤが抜けてしまうようないわゆる滑り症状という事です。この修理結果はまた後日報告という事になります。

そしてもう1台年末ギリギリにお預かりした車がRB3オデッセイのCVT車両です。こちらは高速走行中にエンジンブレーキが利いた途端ギヤ抜けしたようにエンジン回転数が上昇、Dランプ点滅したそうです。先ほどのモビリオスパイクもこのオデッセイも走行距離はまだ7万㎞程の車両。なぜこんなことが起きてしまったのか?という事です。皆さん共通しているのがCVTフルードのメンテナンス不足や不良が大半です。メンテナンス不足とは何かという事ですがいわゆるオイル交換ですね。当然ですが皆さんは整備は車屋さんに任せていると思いますが例えばホンダディーラーに全てお任せして安心してるようですがここが落とし穴ですね。皆さんが考えているほどディーラーは大した作業はしていないという事です。

例えばこのオデッセイでしたらCVTフルード交換は1回目の車検の際部分交換をしているか、2回目の車検で部分交換をしている程度。じゃどこが落とし穴かと言いますとCVTフルードの全量交換を行っていないという所にあります。RB3オデッセイのCVTはオイルの内部容量はおよそ8L程入っておりますが3.5L程しか交換していない事が多数です。これでは交換した事にはなりません。新しく入れたフルードもすぐに酸化し始めてしまいます。

またトルクコンバーター付きATやCVTはトルクコンバーター内にゴミや鉄粉などが溜まっていますのでそんな簡単にその量で入れ替えが出来るわけないんですね。ただ本当に交換しようとなると時間が掛かってしまいます。これでは他の作業に支障が出る為部分交換しかやらないことが多いです。

また、全量交換に対応してくれるショップや整備工場、量販店も有りますがここで純正以外のフルードを使用して交換などを行ったり添加剤などを入れるような事があれば本末転倒、これはもっとダメな結果を生みます。またもっと深堀しますと交換方法1つ取っても結果が変わります。オートマのフルード交換て奥が深いんですね。ですのでプロでもあまり関わりたくない作業の1つでもあるんです。

さて本題に戻りましてこちらのオデッセイも作業が始まったばかりですのでまた後日ご報告いたしますね。この2車種はまだまだ沢山走っております。オーナーの方このブログを見てくれていると良いですが。

それではまた次回で。

to be continue

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